【勉強法】医学生が使う、暗記のコツ5つを教えます

勉強でとにかく暗記ができない。年号や英単語がどうしても覚えられない。暗記はめんどくさくてやりたくないという人は多いです。今回は、いつもたくさんの情報を暗記している、医学生AlphaStudy™️管理人のよっしーが、勉強でラクに暗記をするコツ5つを説明します。


【中学総合対策パック】

お金なし・時間なし・情報なしの落ちこぼれ中学生でも、たった一人で偏差値70のトップ高校に合格する実力がつく、ライブ授業動画。

 


【1】そもそも暗記とは何かを知ろう

アルファくん
あーあ、今日も英単語の暗記、いやになっちゃうなぁ。
スタディ先生
暗記は大変だよね。でも、そもそも暗記って何なのだろう?

暗記の仕方を知る前に、まずは暗記とは何なのかを知りましょう!

暗記とは、長期記憶のこと

受験勉強での「暗記」とは、1年〜2年もの間、覚えておかなければなりませんので、「長期記憶」のことです。長期記憶とは、例えば「フランスの首都はパリ」と言った記憶です。

一方短期記憶と言う、すぐ忘れる記憶もあります。例えば、ファミレスのメニューでみたハンバーグの値段などの記憶です。10分後は覚えていても1週間後は忘れていますよね。

スタディ先生
じゃあ俺たちは長期記憶ってやつに困ってるんだな!

 

長期記憶に詳しくなろう

では長期記憶とは何か?ということですが、まず大きく

  1. 陳述記憶
  2. 非陳述記憶

に分かれます。

アルファくん
その長期記憶ってのにも色々あるのね。
スタディ先生
陳述(ちんじゅつ)とは「言葉にできる」という意味らしいぞ。

そしてさらに、陳述記憶

  1. エピソード記憶
  2. 意味記憶

に分かれます。まず、エピソード記憶とは、例えば「9月にTomとシンガポールに旅行に行った」というように、日時や場所を伴う体験、いわゆる「思い出」のことを指します。

アルファくん
フランス旅行で食べたドッグフードの味は、忘れられないもん。

一方で意味記憶とは、例えば「フランスの首都はパリ」のように、「いつ誰がどこで」などの情報は関係のない、それ自体を単体で覚えている記憶のことを指します。

スタディ先生
数学の公式とか社会の年号は意味記憶だな。

次に非陳述記憶ですが、これは「言葉にはできないが、身体が覚えたこと」を指します。例えば、自転車や水泳などです。これらは一回覚えたら、急にやれと言われても、出来ますよね。他には「梅干しを見たらよだれが出た(条件付け)」「ピザと10回言ったら、ヒジをヒザと言ってしまった(プライミング)」「引っ越しした当時はうるさいと感じていた電車の音が、最近は気にならなくなった(非連合学習)」なども、非陳述記憶に含まれます。

アルファくん
穴の掘りかたは絶対に忘れない自信ある!
スタディ先生
まさに「体で覚えてる」ってことか。

これで何となく長期記憶のイメージがつかめたでしょうか?

⇒参考【高校受験】勉強しているのに、成績が上がらないのはなぜ!?

 

 

【2】なぜ忘れるのかを知ろう

受験勉強での暗記=長期記憶だという事、そして長期記憶にはたくさん種類があるという事について説明しました。ではなぜ、長期記憶になるものと、ならないものがあるのでしょうか?そこで脳の神経細胞について知る必要があります。

忘れる理由は何なのか

人間はある情報を「思い出す」瞬間、脳内では大量の神経細胞(ニューロン)が複雑にリンクします。ニューロンの末端部をシナプスと言いますが、シナプスとシナプスの間での化学物質の伝達が、記憶などの情報の伝達だと言われています。

シナプスには可塑性と言われる性質があり、よく使われるシナプスの回路はより強くなり、物質の伝達が優先されるようになっています。人間には、繰り返し使う情報を生存に重要と判断し、思い出しやすくしておくシステムが生来備わっているのです。

忘れないためには

人間の思い出しやすさですが、有名なエビングハウスの忘却曲線によれば、

20分後には42%、1時間後には56%、次の日には74%忘れる

と言われています。なので一回見た情報も、何度も復習しなければ、脳は長期記憶として認定してくれないんです。

 

【3】暗記のコツ5つを知ろう

「暗記は、ひたすら時間をかけなくちゃダメなのか・・・」

そうがっかりした方もいるかもしれません。でも大丈夫です。暗記に繰り返しの復習は必要ですが、長い時間は必要ありません。受験生は暗記以外にも、演習やテスト、授業の時間も取らなければなりません。そんな時に、ひたすら暗記ばかりしていては、ただ単純に時間が足りなくなります。暗記は時間をかければ誰でもできますしかし受験生は忙しいですので効率も考えなくてはなりません

そこで、私が普段使っている暗記のコツを5つ、紹介していきます。

 

1. 情報を1元化しよう

暗記する情報が教科書にあったり、ノートにあったり、スマホのカメラロールにあったりと、バラバラになっていないでしょうか?必ず1箇所に自分で書いて、まとめましょう。そうすることで何か情報を追加したい時に対応できる、持ち運んで何度もサクッと確認できる、テスト前に確認できる、テスト中に、「あそこにいつか書いたはず」とエピソード記憶としても思い出せる、といったメリットがたくさんあります。おすすめはルーズリーフです。

⇒参考【勉強法】ケアレスミスがなくならない!?この3ステップで解決しよう!

 

2. 1対1対応にしよう

先ほどシナプス可塑性について話しました。つまり、長期記憶とは「全く同じシナプス回路を使うこと」を繰り返して初めて成り立つのです。そのため、今自分が覚えようとしている回路は、とにかくシンプルでミニマルな方が良いたくさんある脳の神経回路の、ただ1つのみを狙い撃ちするイメージです。そのため、覚える内容は「これがきたら、これを思い出す」という風に「1対1対応」にしましょう。例えば、「1853年」→「ペリー」といったものです。いわゆるフラッシュカードです。これはさらに、長期記憶の非陳述記憶で話した、「条件付け」を利用することもできる優れモノです。

 

3. テストしよう

「1853年に日本に来た人物は、ペリーである。」このような文章は覚えようとただ眺めていても、一生頭には入って来ません。先ほど説明した通り、ある刺激によって化学物質が分泌されるという「神経回路」を意識しなければならないのです。つまり「1853年に日本に来た人物は、ペリーである。」を覚えたいならば、「1853年に日本に来たのは誰?」「ペリーは日本に何年に来た?」という2つの問題(刺激)を作るのです。

 

4. 誰かに説明してみよう

人間は勘違いする生き物です。自分では理解していると思っていても、実際はしていなかったなんてことはいくらでもあります。当たり前ですが、自分で理解していない事を、いつまでも覚えているわけがありませんよね。そのため、暗記しようとしている事をそもそも理解しているのかは、必ず確認するべきです。古代ギリシャの哲学者ソクラテスは、「問答法」を用いて相手に自分の矛盾に気づかせました自分が理解できているか不安なときは、誰かに説明してみましょう

 

5. 視覚化しよう

人間の情報の認知は視覚からの情報が9割だと言われています。「1853年に日本に来た人物は、ペリーである。」をただの文字の羅列として覚えてはいけません。実際に、浦賀に黒船が来て皆が大騒ぎしている様子を映画のワンシーンのように活き活きとしたイメージで思い浮かべましょう。ちなみに私は、個人的にこの方法が一番使えると感じています。とてつもない量の情報を、パソコンのように覚えようとすると大変です。想像力を駆使し、活き活きとした映像にしてしまえば、忘れることはありません。

 

⇒参考【高校受験】合格する黄金の3ステップ。


【中学総合対策パック】

お金なし・時間なし・情報なしの落ちこぼれ中学生でも、たった一人で偏差値70のトップ高校に合格する実力がつく、ライブ授業動画。